こんにちは、こーけつです。
成長期は、野球選手にとって技術だけでなく、体もしっかりと作り上げていく重要な時期です。その中で、体重管理はパフォーマンス向上や怪我予防に大きく影響します。
今回は、体重維持に重点を置き、成長期の野球選手とその保護者向けに、水分補給の仕方や飲むもの、体重の管理方法について詳しく解説します。
水分補給の重要性
練習や試合中に失われる水分は、汗だけでなく、呼吸やトイレからも出ていきます。脱水状態になると、集中力や筋力が低下しケガをしたり、熱中症などのリスクも高まります。そのため、常に適切な水分補給を行うことが重要です。
水分補給のタイミング
- 練習前:練習開始前に水筒を1~2口程度の水分を補給しましょう。
- 練習中:休憩時間やスパイクに履き替える時、道具を取りに行く時毎に水筒を1~2口程度の水分を補給しましょう。
- 練習後:体重減少分の1.5倍の水分を補給しましょう。
練習後に体重減少分と書いてありますが、これは練習前と後で何kg体重が減っているのかを知る必要があります💡
1日の練習で脂肪が落ちるわけではない為、体重減少量=水分の不足量となります。
練習前後で体重が300g減っている選手は、早いうちに450mlの水分補給をする必要があります!
ただし個人差もありますので、全員同じではありませんし、水分は飲み物だけでなく食べ物からも摂取することが出来ることを覚えておいて下さい!
水分補給の飲み物
- 水:最も基本的な水分補給飲料です。
- スポーツドリンク:汗で失われた電解質を補給することができます。ただし、糖分の多いものは控えめにしましょう。
- 麦茶:カフェインフリーで利尿作用も少ないため、水分補給に適しています。
注意して欲しいのは緑茶を飲み過ぎることです💦
緑茶は利尿作用と言って、おしっこを出し易くする為、頑張って飲んでもどんどん脱水になってしまうかもしれません💦
脱水で起きる症状
体重に対して2%程度(50kgの選手なら1kg)の脱水から症状が出始める為、注意が必要です!
練習が終わって体重が1kg以上減っていれば、十分に脱水状態と考えても良いです!
2%の脱水では、集中力・筋力・持久力の低下、判断力の低下、疲労感の増加、尿量減少、便秘等が起きてきます!
「なんだかボーっとする」
「打球判断が何だか悪い」
「ケガをする」
「トイレに行きたくならない」
こういった状態は黄色信号です⚠
3%の脱水では上記に加え、筋肉のこむら返り、めまい、頭痛、意識障害などの症状が現れ、熱中症のリスクが高まります。
よくスポーツ現場見かける「足がつった」と言うのは3%の脱水が起きている証です💦
大事な試合や練習でこうならない様に普段から水分補給の戦略を考えた方が良いかもしれません💡
まずは個人から体重の管理をしっかりしておくと脱水でプレーに影響を与えにくくなります👍
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