こんにちは、こーけつです。
以前、豊川中央ボーイズで朝食に関する講習会をさせて頂いた時に
「うちの子は朝がなかなか食べられなくて…」
「朝起きるのが遅くて…」
と言う声が多数あったので、以前書いた記事とは異なる血糖値の視点で深堀りさせて頂きます。
以前の記事に再度、目を通したい方は画像をクリックしてください👍
血糖値とは?
血管の中にあるブドウ糖(グルコース)の量を示しています。
私達は炭水化物と言われる、ご飯やパン、麺類を食べると胃や腸で消化吸収され、ブドウ糖に分解されます。
これは体のエネルギー源にもなっている為、基本的に常に安定しておきたい数値なのです💡
平均値はおよそ90~100mg/dLです。
食事をすれば血糖値は140mg/dLまで上がり、2時間以上経過すると元の数値まで戻ると言われています。
健康診断の血液検査で
「空腹時に行いましょう」
と言われる訳は、食後すぐだと血糖値が高く出てしまうかもしれない為です。
あくまで空腹時の血糖値が90~100mg/dLこの辺りに収まっていて欲しいです。
その為、1日3食をある程度平均的に食べることで血糖値の上昇と下降のバランスが保たれます。
選手と低血糖
では、この血糖値が朝の弱さとどの様な影響があるのでしょうか?
例えば、朝ご飯があまり食べられない選手が、朝食べられない分を昼と夜で頑張って食べたとします!
急激に血糖値を上昇させることで、血糖値スパイクと言う現象が起きます!
血糖値が急激に落ちることで、バレーボールのスパイクの様に急激に血糖値が落ちる為、血糖値スパイクと呼ぶそうです(これは私見です笑)
急激に血糖値が落ちると眠気が襲ってきます💦
昼ご飯の後に眠たくなってしまうのも恐らくこれが原因の1つ。
そして夜もたくさん食べることで寝ている間にまた血糖値スパイクが起きているかもしれません💦
もちろん寝ている為、落ちた血糖値を上げる為の食事は摂れていない為、起床時は低血糖に陥っています。
そうすると昼間の様な眠気や疲労感等が抜けなくなってしまい、なかなかベッドから出ることが出来ず、練習や学校に行く時間が迫り、また朝ご飯をしっかり食べることが出来ません。
そして、また昼と夜にドカ食い…
こんな負のスパイラルの繰り返しになっている選手は低血糖が原因で朝が弱くなっているかもしれません!
お菓子やジュースも要注意
先程のパターン以外でも、お菓子やジュースも血糖値を急激に上げてしまう為、頻繁に食べている・飲んでいる選手は注意が必要かもしれません⚠
その分、適切な食事が摂れておらず、体のエネルギーとなる糖質に限らず様々な栄養素が不足して、ケガに繋がっているかもしれません💦
まとめ
正確に朝の血糖値を知る為には24時間体に装置を付けて測定をするなどしなければいけませんが、そこまでするのはなかなか大変です💦
その為、思い当たる節がある様であれば、食事量を均等化して1日の内で血糖値がゆるやかに変化できるような環境を整えてあげる必要があるかもしれません👍
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