こんにちは、トレーナーの纐纈です。
今日は、中学生や高校生がプロテインを摂取する必要があるのかについて解説します。
成長期にある選手たちにとって、適切な栄養管理はパフォーマンス向上やケガの予防にとって非常に重要です。
プロテインの役割や、どのタイミングで摂取すべきかについて詳しく見ていきましょう。
プロテインと筋肉の関係
まず最初に、プロテインの役割について理解しておきましょう。
プロテインとは、筋肉を作るために必要な「タンパク質」を指します。
筋肉を成長させるためには、このタンパク質が欠かせません。
しかし、タンパク質をいくら摂取しても、それだけでは筋肉は増えません。
筋肉を効率的に作るためには、筋トレが必要です。
筋トレは、筋肉に適度な負荷をかけることで筋肉を傷つけ、傷ついた筋肉が治る過程で筋肉が強くなるというメカニズムを利用します。
この修復にプロテインが使われるわけですが、適切なトレーニングが行われていないと、せっかく摂取したプロテインも無駄になってしまう可能性があります。
特に、中学生や高校生は発達段階にあり、成長の度合いには個人差があります。
全員がプロテインを摂取する必要があるわけではありませんが、適切なトレーニングを行っている選手にとっては、プロテインの補給が筋肉の発達に効果的かもしれません。
中学生にプロテインは必要か?
中学生の場合、通常の練習や部活動では、それほど激しい筋トレは行われないことが多いです。
私がサポートしているチームでも、基本的には自重トレーニングや技術練習が中心です。
この段階で、プロテインを積極的に摂取する必要があるかどうかは、個々の選手の状況によります。
もし、筋トレを熱心に行い、筋肉をつけたいという明確な目標がある場合は、プロテインの摂取も考えられますが、それでも中学生の場合は「ジュニア用プロテイン」を選ぶ方が良いでしょう。
ジュニア用プロテインは、タンパク質だけでなく、成長に必要な他の栄養素もバランス良く含まれているため、全体的な栄養補給が可能です。
ジュニアプロテインと大人プロテインについてはコチラの記事を参考にしてみて下さい!
特に、食欲がない、朝ご飯が食べられない、栄養が偏りがちな場合には、ジュニア用プロテインで栄養を補うことが効果的です。
しかし、すでに十分な体重があり、バランスの良い食事ができている場合には、無理にプロテインを摂取する必要はないかもしれません。
高校生におけるプロテインの重要性
中学3年生の選手はそろそろ高校生の準備の時期にもなるので、練習メニューに応じて、高校生に近い考え方にシフトしても良いかもしれません💡
高校生になると、身体の成長がピークを迎え、筋肉の発達も著しくなります。
特に、ウェイトトレーニングなどを取り入れることで、より筋肉を効果的に増やすことが可能になります。
この段階では、ジュニア用プロテインではなく、大人用のプロテインを摂取することをオススメします!
高校生にとって、プロテインは単なるタンパク質補給ではなく、筋肉の修復と成長をサポートするための重要な栄養素です。
重い重量を扱うトレーニングを行う場合、そのトレーニングの効果を最大限に引き出すためには、十分なタンパク質の摂取が必要です。
例えば、スイングスピードを上げたり、球速を上げたりするためには、筋力の向上が欠かせません。
この筋力向上を助けるために、プロテインを活用することで、パフォーマンスの向上に繋がるのです。
高校生の場合、しっかりとしたトレーニングと併せてプロテインを摂取することで、目に見える成果が期待できます。
プロテインの必要性は個人差が大きい
以上のように、中学生と高校生ではプロテインの必要性や摂取の目的が異なります。
中学生では、食事が十分に取れている場合は無理にプロテインを摂取する必要はなく、ジュニア用プロテインを選ぶことが一般的です。
一方、高校生では、ウェイトトレーニングを行っている場合には、大人用のプロテインを積極的に摂取することで、筋肉の成長を効果的にサポートすることが重要です。
プロテインの摂取に迷っている方は、まずは日々の食事内容やトレーニングの強度を見直し、自分にとって必要かどうかを考えてみてください。
そして、必要であれば、成長段階やトレーニング内容に適したプロテインを選ぶようにしましょう。
飲んでみたいけど必要かどうかわからない場合は、遠慮なく纐纈まで相談して下さい!
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