悔しい敗戦から感じたこと

活動

こんにちは。野球トレーナーの纐纈(physio_koketsu)です。
今回は、私がサポートしている中学硬式野球クラブ「豊川中央ボーイズ」の活動について、6月8日に行われた夏の選手権大会予選を振り返りながら、感じたことを記録したいと思います。

選手たちにとっては最後の全国大会を目指す大切な大会。
トレーナーとして関わってきたこの1年半の活動の中でも、特別な意味を持つ日となりました。


悔しい敗戦と、トレーナーとして見守った特別な日

6月8日、豊川中央ボーイズは夏の選手権大会出場をかけた予選に臨みました。
相手は西尾ボーイズ様。結果は0対8のコールド負けとなり、非常に悔しい結果となりました。

昨年の予選では、チームは2試合コールド勝ちで準決勝まで進出する健闘を見せましたが、私は新型コロナウイルスに感染してしまい、現地で応援することができませんでした。
そのため、今年は初めてこの選手権大会予選を現地で見届けることができました。

トレーナーという立場のためベンチには入っていませんが、試合前のウォーミングアップを行い、その後はスタンドから選手たちのプレーを見守りました。

3年生にとっては最後の公式戦。
ベンチの空気、1・2年生の声援、保護者のまなざし、すべてが他の大会とは比べものにならないほど、熱く、重みのあるものでした。


選手の引退と、トレーナーとしての葛藤

私は豊川中央ボーイズにトレーナーとして関わり始めて約1年半になります。
現在の3年生とは1年以上の時間を共にしてきましたが、正直、自分がどこまで成長を引き出せたのか、自信があるとは言えません。

トレーナーである私にとっては、今年の経験を来年に活かすことができます。
しかし、選手たちはたった2年2ヶ月で引退を迎えてしまいます。
この限られた時間の中で、目に見える結果を出すことの難しさを改めて痛感しました。

それでも、この1年の積み重ねは無駄ではないと信じています。
今の2年生・1年生が最後の大会を迎えるとき、少しでも良い結果を残せるよう、今から準備をしていくつもりです。


トレーナーとしての学びと、これからの挑戦

私には理学療法士という専門職とての背景があります。
ケガをした選手のリハビリや競技復帰には自信があります。

一方で、野球のパフォーマンスを上げるためのトレーニングや栄養、日々のコンディショニングといった面では、まだまだ勉強中です。

学生スポーツの現場では、限られた予算で多くのことをまかなわなければなりません。
だからこそ、私がフィジカル・障害予防・栄養と幅広くサポートできる存在になる必要があると強く感じています。

中学生という伸びしろしかない年代に関われるこの仕事は、本当にやりがいがあります。
だからこそ、もっと学び、もっと実践し、もっと結果を出せるよう、これからも挑戦を続けていきます。


来月には、1・2年生が出場する大会が控えています。
7月以降には3年生も地方大会がいくつかあります

に向けて、すでに動き出しています。

このように、野球トレーナーとしての活動をブログとして残すことで、同じように現場で悩んでいる方や、これから関わろうとしている方に届けば嬉しく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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