こんにちは、こーけつです。
今回の記事では、野球に必要な胸の動きを理学療法士の視点で誰でも分かり易く説明をさせて頂きます。
野球に必要な胸の動き
野球に限らずオーバーヘッドスポーツと呼ばれるスポーツで欠かせないのが胸の動きになります。
例えば、投手であれば、投球時の動きで胸が反ることで、ボールに勢いを生み、肩関節・肘関節へのストレスを軽減してくれる役割も持っています。
https://spread-sports.jp/archives/215138
他にも、打者であればステップ脚が地面に付いた際に、胸と腰でねじれを作る動きの際も胸が動く必要があります💡
https://spaia.jp/column/baseball/npb/10239
この様に胸の動きは野球において、パフォーマンス向上や障害予防に繋がる重要な動きの1つです。
胸の構造・運動
胸はどの様な骨から出来ているのでしょうか?
胸椎に肋骨が連結しており、肋骨にはたくさんの筋肉が付いています。
肋骨は左右に12本ずつあり、合計で24本あります。
筋肉が収縮すると、胸椎を様々な方向に動かし、それによって肋骨が動かされます。
この胸をひとくくりにして胸郭(きょうかく)と呼びます。
胸郭は4方向の動きをすることが出来ます。
前かがみの様に動く「屈曲」
後ろに反る様に動く「伸展」
体をねじる様に動く「回旋」
横に倒す様に「側屈」
以上の4方向に動きます。
野球の投手、打者に必要な動きは、先ほどでも述べたように「回旋」の動きが重要となってきます!
今後の記事ではこの胸をどの様にトレーニングすれば、動きが出てくるのかをお伝えさせて頂きます。
胸とは胸郭のことであり、野球では特に回旋の動きが大切であることだけ覚えておいて欲しいです!
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