睡眠不足とスポーツ障害

リカバリー

こんにちは、こーけつです。

今回の記事では、睡眠時間が不足するとスポーツ選手はケガをし易くなること、その理由について分かり易く説明をさせて頂きます。

睡眠不足が良くないことはほとんどの選手が分かっていると思います。

しかし、現代ではスマートフォンやSNS、YouTube等の楽しみが非常に多く、思った以上に睡眠時間を妨げてしまっています。

もう少し、睡眠の意識を高くしてもらえるようにスポーツ障害との関りを説明していきます。

睡眠時間の鍵は8時間

中学生と高校生のスポーツしている選手を対象に行った研究では、平均睡眠時間が8時間未満の選手は、8時間以上の選手と比較してケガをする可能性が高かった、と言う結果が出ています。

これは研究をしている方が、選手へ聞き取り調査をしている研究である為、確実な睡眠時間ではありますが、睡眠時間8時間と言うのはスポーツ障害を予防する為にポイントとなるかもしれません💡

実際に現代のスポーツをしている中学生や高校生はどのくらい寝ているのでしょうか?

ある研究では平均睡眠時間は7時間45分程度で、多い選手で約9時間、少ない選手で6時間30分と言うデータが出ています。

この結果だけで結論を付けるのであれば、スポーツをしている選手の半分以上の選手は睡眠不足になっており、ケガをし易い状態で日々のスポーツに取り組んでいることが分かります。

私の高校生時代を思い返すと…7時30分からの朝練に間に合うよう、6時30分の始発の電車に乗る為に平日は5時30分に起きていました。

平日の部活動は19時~20時頃まで活動しており、電車で帰って、夕飯、お風呂、宿題等で23時~24時頃寝ていた記憶があります。

ざっくりと睡眠時間を計算すると5時間~6時間程度です💦

実際に私はたくさんのケガをしており、練習を出来ない期間も非常に長かったです💦

今思えば8時間の睡眠時間を確保できていれば、もう少し練習して、上手くなっていたかもしれないです。

睡眠不足による悪影響

なぜ8時間の睡眠を取った方が良いのかは分かって頂けたと思います。

ここからは、睡眠不足による悪影響を説明していきます。

人間は18時間程度寝ていないと、酔っ払いと同程度の判断能力や運動能力と言われています。

18時間寝ていない場合を具体的にしていくと、朝6時に起きて、夜24時に寝る場合の24時頃の判断能力や運動能力になります。

中学生や高校生はお酒は飲めませんが、お酒を飲んだ場合と同じくらいの脳や体の状態になっていることになります。

スポーツで体を酷使しているのにも関わらず、6時間の睡眠時間を続けていると体は十分に回復することが出来ず、日々判断能力や運動能力が低下していきます。

判断能力や運動能力が低下すると…

・デッドボールが避けられなくなる

・フライを取る際にチームメイトの声が聞こえず衝突する

・ベースランニングで脚がもつれてしまう

などのケガに繋がる危険のあるプレーが増えてしまうかもしれません。

まとめ

睡眠時間とスポーツ障害について、理解は出来たでしょうか?

睡眠時間が十分でないと、そもそもケガをしやすくなってしまい、いつも出来ていることが出来なくなってしまう危険性が潜んでいることが分かって頂けたと思います。

メジャーリーグで活躍されている大谷翔平選手は最低8時間、多ければ多い程良いと言っています。

学生スポーツの場合は勉強や友人や家族との交流がある為、大谷翔平選手の様にはいかないかもしれませんが、それほど睡眠が大切と言うことです。

まずは睡眠時間8時間以上を確保する努力をしてみて下さい!

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