こんにちは、こーけつです。
今回の記事では睡眠の質を高める方法について、過去の研究から分かっていることを説明させて頂きます。
睡眠不足とスポーツ障害の記事では、睡眠時間について説明をさせて頂きました。
スポーツ障害を予防する為にはまずは睡眠時間であるいわゆる量の確保、その次に睡眠の質を高めることが必要だと考えています。
睡眠不足とスポーツ障害の記事をまだ読んでいない方はコチラからどうぞ!
疲れているから良く寝れるとは限らない
今日はたくさん練習したら良く眠れる!、こんな風に考えている選手は少なからずいると思います。
確かに昼間に全然活動しないよりは、適度にスポーツ等で体を動かしている方が、夜は良く眠れると思います。
しかし、高校野球レベルになってくると休養日は1週間に1回程度で、平日は基本夜遅くまで部活をして、土日は練習試合や遠征で体を酷使しています。
こうなってくると適度な運動ではなく、過度な運動になって来る為、必ずしも良く眠れている訳ではないかもしれません。
実際にプロスポーツ選手は国代表レベルの選手はベッドに入っている時間は長くても、睡眠時間は短くや睡眠の質は低いと言われています。
この様にたくさん運動をしているからこそ良く眠れる、と言うのは間違っている可能性があります。
睡眠の質を高める方法
- ベッドは寝る場所と決める
これは当たり前の様に感じますが、意外と出来ていない選手が多いのではないでしょうか?
例えば…スマートフォンをベッドに持ち込んでLINEやSNSをチェックしたり、YouTubeを見る選手はきっと多くいるでしょう。
ベッドに入ってら布団を被って目をつぶることを習慣化することで、体が勝手にベッドは寝るところとして覚えてくれます!
スマートフォンが気になる場合は、ベッドに入る前にチェックするようにしてみましょう!
- 寝室は涼しく、暗くする
最近の夏場はかなり暑く、夜も寝ずらい日々であると感じています。
私は岐阜県中津川市の田舎で学生時代を過ごしていましたが、寝室にエアコンはありませんでした笑
しかし、夜暑くて眠れない日なんてありませんでしたが、現在住んでいる愛知県豊橋市では、夏場はエアコンが無いと眠れません。
エアコンは設置するのに大きなお金が必要となりますので、エアコンの設置が難しい場合は親に相談するなどして、扇風機などの設置を考えてみて下さい!
涼しくなるだけで、良く眠れますし、起きた時の疲れた感覚もきっと改善します!
- 寝る6時間前のカフェインの摂取は避ける
これは私が驚いたことの1つですが、現在の高校の野球部にトレーナーとして行く様になり、夜にカフェインが大量に入っているエナジードリンクを飲む選手が多いことを知りました。
理由を聞くと、夜に宿題をやらないといけないけど眠くて出来ないから…
気持ちは分からないでもないですが、宿題の為にエナジードリンクを飲んでしまうと、そもそも寝るのが遅くなるのに、さらに寝付くことが出来なくなってしまいます💦
そうすると翌朝の疲れた感覚は抜けなくなってしまいます。
私が考える対策方法としては、夜は早く寝て、朝起きる時間を少しだけ早くするのがおススメです!
高校生は平日部活が当たり前で、朝練がある学校も少なくない為、宿題が多い様な学校は朝練を自主参加にするのもいいでしょう💡
指導者の方々は思い切って朝練を無しにすることで日々の疲れが回復し、練習がより身になるかもしれません!
ただし、朝型よりも夜型の方が体が良く動ける選手も中にはいるので、実際にどちらの方が適切かは選手自身が決めるのが良いかもしれません👍
まとめ
他にも推奨する方法はいくつかありますが、まずは簡単に出来る3点を紹介させて頂きました。
選手にとっての睡眠は、最も効果的に体を休めることが出来る方法だと考えています!
睡眠の質を改善することで、疲れが抜けて体が良く動くように感じてくると思います。
そうすれば練習の質も上がると思いますし、パフォーマンスも高くなってきます!
チームのライバルからレギュラーを勝ち取る為にも、睡眠の質から考えてみてはどうでしょうか?
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